自動車のガラスコーティングを行う人が増えています。しかも最近は自分で出来るコーティング剤が一般に市販されており、誰でも手軽に出来る印象があります。一度ガラスコーティングを行っておくと長期間汚れが付着することが少なく、万が一着いた場合であっても水洗いだけで汚れが落ちるほか、自動車自身の光沢も長期間保てるということで自分でコーティング剤を購入して行う人も増えています。しかし、ガラスコーティングを行う際には注意しなければいけないことがいくつかあります。

第一に、業者に依頼して行う場合と自分で行う場合ではその耐久性が大きく異なるという点です。業者が行うコーティング剤は非常に強固なものを使用していることが多く、一般にはなかなか市販されていないものです。そのコーティング剤は塗布してから定着するまで一週間程度かかるため、その間は自動車が雨などに当たると汚れが付着したままコーティングされてしまうので、はじめからやり直さなければなりません。一方、市販されている物は概ね一日で定着するものが多く、その為皮膜が薄く耐久性も落ちるものがほとんどです。

さらに、コーティング前にはボディの鉄粉を十分に除去しなければなりませんが、業者は専用の機械で行うため迅速にしかも確実に可能です。自分で行う場合には手作業になるため、なかなか完全に落としきることは難しいものです。これらの違いがガラスコーティングを行う際には大きくその仕上りや耐久性に影響します。自分で自動車のガラスコーティングを行う場合には、この違いを十分に認識して行うことが大切です。

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